湘南ミュージックラボ
ピアノ演奏に役立つ音楽脳エクササイズ
© 湘南ミュージックラボ All rights reserved.
R004-01:16 beat : 跳ね無し:Latin
16 beat 跳ね無し Latin風
少し落ち着いた感じのLatin乗りの16 beatです。ここでの16 beatは、ほとんど跳ねる感じはなくして、均等の16分音符を刻んでいくテイストになっています。ドラムとベースが淡々とリズムをキープするので、逆にキーボードは少しルーズな気持ちで、リズムに乗ってみて下さい。
書きかけ書きかけ書きかけ
『1』は、ウォーミングアップ。白玉(しろたま)のコード進行です。
(全音符や2分音符のような中が塗りつぶされていない音符の事で、細かいリズムではなく、コード進行に合わせた動きのない弾き方の事を「しろたま」と行ったりします。コードの押さえ方は、「カニタイプ」の手の形をキープしたまま、2つ隣へずれては戻る繰り返しになっています。
C∆7,9 とC∆7は9の音「D」が入っているか入っていないかの違いだけ。このように同じ手の形のコードを一つ飛ばしで、ずらして弾き分ける方法に慣れてみましょう。3〜4小節目は、Am7,9,11 と Am7,9 の組み合わせですが、実際の弾き方は実は全く同じです。伴奏でベースギターが、ルートの音をちゃんと弾き分けているので、キーボードの押さえ方が同じでもOK! しかも、サウンドはオシャレな響きです。
『2』からは、リズムを刻みます。でてくるコードと押さえ方は、『1』で出てきたものと同じです。16 beatのリズムにのって、1小節目の3拍目の「16の裏」と「16の裏の裏」の刻みに集中ましょう。難しく考えず、持ちよくリズムに委ねる感覚が大切です。「スチャッチャ〜〜」を気持ちよく弾きましょう。
『3』はもう少し複雑になりました。譜面を読むのではなく、リズムの形を覚えてしまいましょう。
『4』も同じくバリエーションです。こちらは、1拍目の8分音符の「裏」から始まるのがポイントです。このパターンも意外や色々な曲の伴奏で出てくるパターンなので、体に馴染むまで覚えてしまいましょう。
コード解説
本文にも書きましたが、「カニ」型で一度手の形を作ってしまえば、一つ飛ばしにずらすだけで、ここでのコードネームのように、テンションが一つ多く積み上がった和音と代わり番こに弾くことができます。一つのコード上で、響きをより豊かにするために、フィーリングのままに入れ替えられるようになると、より一層豊かな伴奏を作れるようになるでしょう。
コードについては、別途「コードのコース」で、色々解説をしていくので、そちらも見て下さい。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
「妄想の力で霊の皆様をお招きしまして….」〜Madame K の午後〜
①「妄想の力で霊の皆様をお招きしまして....」 昨日も午後はピアノ巣ごもり。 お墓に眠る古美術音符を起こして、音にしてみる、、、 …
この記事へのコメントはありません。