湘南ミュージックラボ

ピアノ演奏に役立つ音楽脳エクササイズ

© 湘南ミュージックラボ All rights reserved.

20204/21

R000-03:8beat (3) 伴奏リズム・バリエーション

色々なタイプのリズムの練習

左手と右手の役割を色々なバリエーションで練習します。このレッスンでは左手の役割はベース(コードのルート)担当とし、色々な役割にチャレンジましょう。右手はコードを押さえます。エビタイプ( B form )の “Dm7,9″です。いつものように、両手とも全体を通して同じポジションの同じ音なので、リズムに集中して練習しましょう。

ガイドリズム + お手本

ガイドリズムのみ

左手ベース、右手コードは、ポップスでの伴奏の定番

『1』は右手で2小節分のコードを押さえて、左手でベースのリズムを弾いています。ガイドリズムのベースギターと喧嘩をせず、ドラムのキックドラムの位置とも喧嘩をしない位置で、2拍目の裏でリズムを作っています。1拍目の音の長さを変えて練習してみると良いでしょう。ポイントは、一度決めたらそのフィーリングを保つ事。長くなったり短くなったりしない事。一定の同じリズムが同じフィーリングで保たれ継続する事がとても大切です。

  ※ヒント 1拍目の長さ、2拍目の8分休符の長さ(空き具合)を調整したら、そのまま継続するように練習しましょう。ガイドリズムのみのオーディオを聴きながら、『1』だけをずっと練習しても良いでしょう。レッスンすべてに共通ですが、『1』『2』『3』『4』と連続して練習したり、独立して単品で練習したりしてみて下さい。

『2』からは、右手と左手の役割を反転させています。『1』と同じく、今度は右手側で伴奏のフィーリングが同じになるように練習します。ベースの場合とは違って、右手側は色々フィーリングを変えながら弾いても、伴奏のバリエーションとして面白くなるかもしれません。意識して同じにしたり、意識して変えたりと、自分でコントロールできているかがポイントです。無意識にバラバラとランダムにならないように気をつけて練習しましょう。

『3』からは、4分音符の刻みができます。ここでも、4分音符の長さに注意して、色々な長さのバリエーションを試しながら、自分でコントロールする感じを練習しましょう。

※ヒント 4分音符の刻みは、色々なアレンジで出てくるとてもポピュラーなピアノの伴奏のパターンです。一見簡単そうですが、奥が深く、実は上手く弾くのが難しいとよく言われます。1拍1拍の音の長さや切れ具合を、揃えるのか変えるのか、などのバリエーションが無限にあると考えられます。自分でコントロールする事に意識を集中して練習しましょう。

『4』では同じく4分音符の刻みを、左手ベースと右手コードと代わり番こに出てくるようにしてみました。色々な伴奏で応用の効くパターンなので、ガイドリズムに気持ちよく乗りながら安定して刻めるように練習しましょう。

コード解説

ここで使用しているコードは、”Dm7,9” 右手の「エビ」型です。

 

コードについては、別途「コードのコース」で、色々解説をしていくので、そちらも見て下さい。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

「妄想の力で霊の皆様をお招きしまして….」〜Madame K の午後〜

①「妄想の力で霊の皆様をお招きしまして....」 昨日も午後はピアノ巣ごもり。 お墓に眠る古美術音符を起こして、音にしてみる、、、 …

20205/9

R005-01:8 beat : Disco

画像(仮)   8 beat : Disco テンポ=150のディスコ風リズムです。テクノビート、ユー…

20205/8

R004-01:16 beat : 跳ね無し:Latin

画像(仮)   16 beat 跳ね無し Latin風 少し落ち着いた感じのLatin乗…

20205/1

R003-01:8 beat : Rock (fast)

画像(仮)   高速 8 beat  ロックの定番 早いテンポの8beatです。典型的なロックのパターンになっていま…

20204/21

R025-01:Slow Ballad 遅いテンポほど難しい?!

  3連符ノリのスローバラード 「テンポが早いと難しく、ゆっくりだと簡単」そんな風に考えたことはありませんか? 実…

ページ上部へ戻る