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R005-01:8 beat : Disco
8 beat : Disco
テンポ=150のディスコ風リズムです。テクノビート、ユーロビートとも共通点があります。リズムの名前はリズムの形だけでなく、使われている音色などによってもジャンルのイメージが湧いてきます。キックドラム(バスドラム)が四分音符で4拍ずっと打ち続けるリズムのことを「4つ打ち」などと呼んでいます。
4つ打ち系ビートで裏ビートに乗る
『1』は、徹底的に8分音符の裏を刻み続けます。ばらけないように、コンスタントに8裏をストイックに刻み続けるのは、なかなか根気が必要でしょう。できるようになってくると、だんだんと感覚が麻痺して快感に変わってくるかもしれません。
使われてるコードの押さえ方は一種類のみです。Amを純粋に押さえていますが、ベースが小節毎にかわるので、実際には分数コードで表しました。
『2』は、このスピードの中で、16beatのシンコペーションが出てきます。パターンは一つだけなので、リズムの形を耳で覚えてしまってから練習したら良いでしょう。早いテンポですが、逆に走る(速くなってしまう)事のないように、しっかり4拍子の4分音符の一つ一つをよく聞いて、どっしりと正確に乗るように心がけましょう。キックドラム(バスドラム)の位置が絶対的な指標になっていいます。「正確に」4分音符のグリッドに乗れるように練習しましょう。
『3』はなかなかチャレンジングな試みです。付点4分音符(8分音符が3つ分)の長さの音符が、ずっと連なっている形になっています。
結果、ここでは4小節かけて1つのパターンになっています。つまり、1〜4小節の中は、すべてリズムの形が違うわけです。
4小節パターンが2回、という形ですね。
実際にこの形でリズムキープするのは、難しいのですが、できるようになってくると、4つ打ちのキックドラムの隙間にはめ込まれる感覚が生まれきて、次第に快感になってくると思います。根気よく練習してみて下さい。ガイド伴奏の中に弾くべきタイミグにクラップの音でフォローしているので、リズムのみの伴奏で練習する時には答えになっていますので、意識を向けて下さい。
『4』は、小節の最初が休符から始まるパターンでの16beatのシンコペーションになっています。このように小節の先頭が休符から始まるリズムのパターンは伴奏にバリエーションを与えます。ここでのリズムパターンも良くでてくるパターンなので、リズムの形を覚えてしまって練習しましょう。
一番最後のエンディングは、「だだだだ!」っとビシっと決めましょう。
いままで『1』〜『4』 までに出てきたパターンを自由に即興的に組み合わせて色々な伴奏を楽しめるようになると、非常に有意義になると思います。リズムのみの伴奏のオーディオを使って譜面にとらわれず、自由に練習してみると良いでしょう。
コード解説
今回でてくるコードは Amのみ。実際にはベースが小節毎にルートを変えているので、Am C6 Dm7,9 Am/E のように書くことも可能ですが、ここではすべて、分数コードの形で表記しています。
とにもかくにも、手の押さえ方は「1種類」のみです。
コードについては、別途「コードのコース」で、色々解説をしていくので、そちらも見て下さい。
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