湘南ミュージックラボ
ピアノ演奏に役立つ音楽脳エクササイズ
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R000-04:8beat (4) 右手コードのシンコペーション
右手リズムパターンのバリエーション
シンプルな左手ベース、右手コードでのバッキング練習です。丁度R000-02と同じリズムで、左手と右手の役割が変えてあるパターンになっています。最初はシンプルに2小節ずつ。だんだんとリズムの刻みが増えていくようになっています。
右手コードの刻みの長さに集中
『1』はウォーミングアップ。両手が同じタイミングで2小節ずつになっています。このレッスンでは、R000-02と同じリズムが出てきますが、今回は左手が単音でベース(コードのルート)になっています。練習のポイントとして、タイミングはもちろんですが、弾くたびに音量が同じになるように意識して練習してみましょう。
※ヒント 練習の方法として、音量を意識してみるのも良いポイントです。例えば、なるべく両手の力具合を同じにするように意識する。左手を強く右手を弱く、あるいはその逆といういうように、左手、右手の音量バランスを意識してみて下さい。また、音量というポイントでは、毎度同じくらいの音量をキープするように意識する、弱い音量、強い音量を保つ練習をすると良いでしょう。だんだん強くしたり、だんだん弱くしたりするのも良い練習になるでしょう。最終的な目的は自由に意識的に音量をコントロールできるようになるのが目的です。
『2』からは、右手がリズムを刻み始めます。2小節目を「くい」ます。4拍目の裏で「くう」訳ですが、その直前の休符を意識して、しっかり空白を作るように弾くか、なるべく空白を作らないように弾くか、意識して変えてみて下さい。また、くう部分にアクセントを付けたり、逆に付けなかったりのバリエーションの練習も有効です。
『3』からは、もう1箇所刻みが増えます。同様に、3拍目の裏の刻みの長さや強さを意識して練習しましょう。
『4』では、もう1箇所刻みが増えています。刻みの長さ強さによって、違うフィーリングになるので、同様に色々なヴァリエーションを試しましょう。この『4』のリズムのパターンは、ラテンミュージックのボサノバ風のバッキングになっています。その場合は1拍目はスタッカート、2拍目は比較的、重めにテヌート、3拍目の裏はキレの良いスタッカートで弾くように意識すると良いです。
コード解説
ここで使用しているコードは、”Dm7,9” 右手の「カニ」型です。
コードについては、別途「コードのコース」で、色々解説をしていくので、そちらも見て下さい。
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