湘南ミュージックラボ

ピアノ演奏に役立つ音楽脳エクササイズ

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20204/19

R000-01:8beat (1) シンプルな全音符

リズムに意識を集中させる

鍵盤を抑える場所は左手、右手共に常に同じポジションのままになっています。音符や弾く場所の事を気にしないでリズムに意識を集中する練習です。押さえるべきポジションを確認したら、ガイドリズムに合わせ弾いてみてください。

ガイドリズム + お手本
ガイドリズムのみ

リズムの形は8ビート。ポップスやロックで一番良く出てくるリズムです。

『1』は左手のみ。2小節ずつ弾きます。リズムに合わせ、きっちりと小節の頭の1拍目に音が「鳴る」ように。

※ヒント 大切なのは、手の動きを合わせるのでなく、音が鳴る時間的なポジションがガイドリズムと合っているかです。その為には、意識して少し前に手のアクションを始める必要があるかもしれません。スポーツでタイミング良くボールを打つ為には少し前からバックスイングを始めるような感覚で取り組んでみましょう。

『2』からは、右手で単音のメロディーが入ってきます。ここでは、左手と右手を同じタイミングで2小節ずつになっています。両手でバックスイング始動、そして丁度良いタイミングで音が鳴るように意識しましょう。

『3』では『2』の動きに追加して、左手のコードが1小節ずつ弾き直しになっています。

※ヒント 右手の音はたったの1音のみですが、意識の中ではメロディーだと感じて、しっかり2小節分の長さをキープする意識をもって取り組んでみましょう。

『4』では『3』の左手と右手の役割が入れ替わります。左手のコードを2小節分の長さをキープしている間に、メロディーを演奏するイメージを持ってみましょう。

コード解説

ここで使用しているコードは、”Dm7,9”というコードです。オシャレな感じですよね。 でも、少しコードの事も勉強している方、「あれ?」と思ったかもしれません。”Dm7,9” の”D”の音、このコードの基本になる音ですが、なんとレッスンで指示した押さえ方に、その肝心の”D”の音が入っていません。果たして、それでこのコードをDm7,9と呼んで良いのでしょうか?

先に種明かしをすると、良いのです。理由はガイドリズムにはベースギターの音が入っていて、ベースギターがここでの基本になる音”D”を弾いてくれています。そんな時はキーボードでは”D”の音を省略して、ここでのレッスンのように、テンション(追加の音)を含んだオシャレな伴奏をする事ができます。

ここでは、この”Dm7,9″ の響きと押さえ方を覚えてしまいましょう。この後のレッスンでも沢山登場します。

コードについては、別途「コードのコース」で、色々解説をしていくので、そちらも見て下さい。

R000- 01 の譜面(PDF)

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